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不屈の男 アンブロークンのjajaのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
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これを観た米国人は、日本人というのはなんて極悪非道なのだろうと思うだろう。いくら戦争捕虜だからと言って、こんな扱い方はないだろうと、日本人の私ですらそう思ったのだから。▼だが米国兵だって、イラクで同じようなことをしたではないか。多分どこの国の人間でも大同小異なのだ。それだけ、戦争というのは人を狂わせる。私とて、戦時になれば渡邊のようにならないという自信は全くない。▼もっとも、この映画の本質はそこではないはず。不屈であること──非道な日本兵は、困難を演出する一つに過ぎない。遭難時に現れたサメと同じだ。
jaja

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