かなぺそ

不屈の男 アンブロークンのかなぺそのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
4.0
前半はテンポ良かったのに、後半の捕虜収容所シーンが無駄に長く感じられて残念。
製作陣が豪華。これは反日ではなく反戦映画/憎むべきは敵国ではなくて戦争自体/復讐ではなく許しを選んだ主人公への尊敬/というメッセージ性は伝わった。特に最後の聖火ランシーンは感動したし、改めて戦争のことや、人を許すことというのは最も難しいことのひとつかもしれないって考えられた。
ルイの兄の言葉”if you can take it, you can make it”はすごく心に残ったし、信念を持つことや絶望の中でも絶対に諦めないことの大切さを学べる。
でもやっぱり日本兵登場からシーンは違和感しかなくて、製作陣に日本人の意見もっと入れてあげて〜と思った。
アメリカ兵がお辞儀したり、「ゴーロークシチハチ」って言いながらラジオ体操したりするシーンは自然にやっているように見えて、不自然の極みで思わず吹いてしまった。
かなぺそ

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