今公開したら全米が怒りそうなライト堕胎ストーリー。時代だなあ（といっていいのか？）。
人気が出てきた竹田かほりさんに、脱ぎ時間制限が設定されているのか（それでもまだ絡みはあり）、見えそうで見えないでもチラッと見せる演出が、逆に自然とさらっと見せるフランス映画っぽさがあり面白い。
ゲイの黄川田くんがだんだんフィーチュアされてきて、扱いはこの時代ならではのホモ！ホモ！と差別感丸出しなのだが、ゲイカップル同士の描写はけっこう丁寧に撮られていると思った。どうだろう？後輩くんに対してはの当たりの強さとかいいよね。
喫茶店好きとしては、橋本治さん働く店のインテリアが、なかなかいわゆるレトロ喫茶では見たことがないもので、これは当時でも（映画ならではの）突飛なものだったのか、実際にあったものなのかが気になった。
