Kenta

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガールのKentaのレビュー・感想・評価

4.6
ステュアート・マードック監督兼脚本作品。自身がボーカルとギターで活躍するバンド"Belle And Sebastian"のソロアルバムにもこの作品名を残すほど。
物語自体は、ミュージカルの作品になっている。

主人公のイヴは、長年拒食症を患っていて、心療内科に入院している女の子。彼女の楽しみは、部屋でラジオを聴くくらいだった。
ある日、彼女は好きなバンドのライブがあるとラジオで聴き、病院を抜け出してしまう。病院から抜け出してきたライブハウスでは、例のバンドが演奏していた。その後、そのバンドの後にジェームズ率いるバンドが演奏を始めるが、見た目からか盛り上がりもせずグダグダに…。
ライブ後、体調を崩して倒れこんでるイヴを見つけたジェームズは介抱をし、二人は直接出会うのだったが…。

勧められて鑑賞した作品だったけど、めちゃくちゃ好きだった。今作はとにかくオシャレ。終始MVを見てるような感覚になった。
音楽というキッカケで繋がるイヴとジェームズ、そしてキャシー。彼らの必死に音楽というものを愛する姿には心打たれた。未熟ながらもとにかく当たってみる、その姿が特に。そして、その中での3人の葛藤もまた見ものだ。
たったひとときの夏だけの繋がりだった3人だけれども、彼らにとっては特別な夏になったはず。
音楽、青春、ファッション、恋愛。この4つのいずれかに共通点がある人は、きっと大好きになれる作品だと思う。