ひまやこぞう

その夜の妻のひまやこぞうのレビュー・感想・評価

その夜の妻(1930年製作の映画)
3.5
〇前半はフリッツ・ラングを思わせるような洋風活劇、中盤以降は人情噺。着物姿の女性の頭にハットで両手に拳銃! など違和感たっぷりの演出がただものじゃない感を醸し出していました。
〇煙草を分け与えるのは友情の印! 現代だったら、なんだろう。携帯のバッテリーとか? 絵になりそうもないけど。
〇ラストで思わず手を振る刑事に喝采。
〇夫婦子どもの住む部屋は、40~50年代のベッケルの映画に出てくるパリの屋根裏部屋みたいでした。
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