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オオカミは嘘をつくのUberLoserのレビュー・感想・評価

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)
3.2
拷問コメディだった。ブラックだけど。

そのための入り口が少女強姦殺人なの、まあなんていうか、制作陣を許すまじだよな。最初の残酷な死体の映し方からして、見ながら違和感を感じてはいたが、見進めるにつれて「ああふざけてたんだな……ふざけていいとこじゃないけどな……」と確信。要するに不謹慎を楽しむ映画だった。実際、思わず笑ってしまう箇所が幾つかあった。

特に終わりまで30分の、いわゆる「転」の部分。笑うしかないだろあんなの。背徳感を感じながら楽しむ映画だが、さほど大きい感情は生まれない。しかし痛いよ!いたたたた!

どうでもいいけど、過激坊主とその父親、見た目年齢が近くない?過激坊主は進行ハゲってだけで、実は若いのだろうか。そのへんの設定がよくわからんかった。役者はみんな良かったよ。

で、ラスト!ラストなー!ラストが!似たような作品でいうとプリズナーズで、あちらのが深みはある。面白みはこっち。

企画3:演出4:脚本3:キャスト4 :少女の扱い2=3.2
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