なかなか頭のおかしいブラックコメディ映画なのだが、意外と好きかもしれない。
暴力で解決しようとする警官
娘を殺され、クレイジーな拷問を躊躇なくする父親
教師で善良に見える容疑者
この3人を中心に物語が進むのだが、拷問シーンが胸糞悪過ぎて、途中で見るのを止めようかと思ったほどだった。拷問の途中で、クレイジーな父親の父親つまり、孫を殺されたおじいさんが登場するのだが、一気にコメディ感が出て、結構笑えましたね。ミステリーとしても割と伏線張られてていたのだが、拷問シーンのエグさとグロさによって掻き消されてしまいました。
タランティーノが気にいる理由も何と無くわからなくも無い。アラブ人への人種差別的なシーンがジョーク風に描いていたので、気に入ったとこはここかなと。この映画のオチのあるシーンが、ヘイトフルエイトのオチのカメラワークと似てましたね。全体的にブラックコメディとしての共通点はあるのかもしれません。まあB級ですけど、面白かったです。
