イベントにて、この作品を拝見しました。
ゲストトークで「当事者の気持ちはわからない」という発言が印象に残っています。
確かに当事者でない限り、彼らがどれだけの不利益を被っているのかは正直わからない。
今回題材となった作品は、当事者および弁護士が出ていたので専門的な用語を使ったディスカッション場面も多く、上映後、中々、感想として落とし込むのに時間を要しました。
アメリカにおいては、多くの人が信仰している宗教的な観点から同姓婚の反対をしていたが、結果的に裁判をきっかけに全州で同姓婚は認められている。
一方でバレンタインやハロウィンなど何でも受け入れてきたはずの日本が、未だに制度的に同姓婚を認めているところは少ない。恐らく理由もないけど、反対しているんだろうな...と感じさせられた作品でした。