にっきい

魔女卵のにっきいのレビュー・感想・評価

魔女卵(1984年製作の映画)
5.0
定価14800円で買ったビデオテープ!(笑)

さて遂に500レビューです!
Filmarks始めた頃は500レビューなんて想像も出来ませんでしたが、仲良くしてくださる皆さんのお陰でここまで来れました!
どうぞこれからも宜しくお願いします!
でキリ番に選んだのが今作!
この映画大好きやねん!
残念ながら劇場鑑賞はでけへんかったけど、ビデオ買って何回も何回も見た!
ビデオは今でもあるけどカビがきてるし、なによりデッキが壊れてて再生できへんし、もう見れへんと諦めかけてたら…動画見つけた!

ツッパリ魂+OSAKA=ヘビィ・メタル・キッズ、って話し。
昨年(2017年)観た『パーティで女の子に話しかけるには』は1970年後半のパンク全盛期のイギリスを舞台にしてたけど、80年代になるとNew Wave Of British Heavy Metalと言うヘヴィ・メタルのムープメントが起きます。
それはアメリカに飛び火し、やがて日本でも次々ヘヴィ・メタル・バンドがメジャーデビューしていった時代、僕もメタル聴きまくりましたよ(笑)
そんな時に公開されたのがこの映画。
内容はヘヴィ・メタルと言うよりヤンキーの青春映画って感じなんやけど、なんか憎めへんねん(笑)
もちろんBGMは殆どヘヴィ・メタルやし、本物のメタルバンド"プレゼンス"出てくるし、タイトルになってる"魔女卵"も、映画で舞台になってる大阪に実際あったBAHAMAと言うライブハウスで当時イチ押しだったバンドやし、メタルっぽさもちゃんとあるで(笑)
ただしヤクザ映画の東映やから、ヤンキー同士の乱闘とかもきっちり入れてくるけどねー(笑)
そして今作の最大の魅力は超個性派俳優の故、我王銀次さんの演技!
我王銀次さん見るだけでも価値あります!(笑)
それと豆知識として、劇中出てくる"プレゼンス"のベーシスト、後のジュディマリのリーダー恩田快人です(笑)
エンディングはまさに魔女のようなヴィジュアルのMIZZYさんのどアップから始まる魔女卵の"Catch Love"!
これがまた名曲なんよ!
結局"魔女卵"はこの曲の入ったミニアルバム出しただけで消えていったけど…。
この曲、映画でしか聴けないヴァージョンなんで貴重です!
劇中、関西のロックバンド、"アンチ"、"ソフィア"、"ジーザス"、"クライスト"、"マッドロッカー"なんてのも紹介されてます!

語り出したら止まらなくなるくらい思い入れのある作品なので、このくらいでやめときます!(笑)
まぁ興味の無い人には充分つまらない内容のレビューだと思いますけど(笑)

2018.3.13追記
アイコン変えるの忘れてました(笑)
って事で今から変えます!(笑)
にっきい

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