Eri

ヴィヴィアン・マイヤーを探してのEriのレビュー・感想・評価

4.0
故人の作品を掘り返して発表して、さらに関わった人達にインタビューをしまくるという、故人から見れば最悪の仕打ちかもしれない映画だが、大変面白かった。

写真自体が素晴らしければ、作者の過去など関係ないだろう、と思いつつも、ドキュメンタリーで彼女のことを知らなければ得られなかったであろう視点が生まれたこともまた事実である。
彼女の写真に対する熱量と、彼女のことを掘り返しすぎだろうという位に掘り返した青年の熱量がなんと無くシンクロしているように思えた。彼にとって彼女は自分なのだろう。
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