Kazu

彼の見つめる先にのKazuのネタバレレビュー・内容・結末

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます



2010年短編『今日は一人で帰りたくない』から、
2015年長編『彼の見つめる先に』

もう何度観たか?
と言うくらい、短編は可愛くて
大好きな作品でした😍

長編となるとどうなるのか?
と、心配していたけれど、短編で描かれたそれぞれのエピソードを詳細に描き、そのまんま引き伸ばされたストーリーでとっても満足。

デリケートなテーマがいくつもストーリーの中に含まれているのに、明るくて爽やかで、ちょっぴり切なく甘酸っぱい感情がレオ、ジョヴァンナ、ガブリエルそれぞれにプラスされ、少し大人になった3人を見る事が出来ました。

レビューは今回初めてなんだけど、もう何回も観てしまっている。

ベル•アンド・セバスチャンの
"There's Too Much Love"がgoodタイミングで何度も流れてくる。
その度に懐かしい気持ちと、ワクワクとキュンキュンが何故だか同時に私の心を揺さぶる。

こんな気持ちになる作品はあまりない
とても素晴らしい作品です。

カテゴリーとしては青春映画🎬

生まれつき盲目であるとか、同性愛であるとか、そんな事はあまり関係ない、レオナルドが一目惚れした相手がガブリエルだった。

それだけだ。

レオはガブリエルの"声"に一目惚れしたと私は思う。
耳元で囁くガブリエルの声が〜💕
初めて彼が教室に入って来た第一声のシーンで、レオの耳が動く?🤣
恋に落ちた瞬間です。

そして、体温が伝わる触れると言う行為が目で見るよりも言葉で話すよりも何より正直な愛情表現なんだよと上手く描かれている。

とにかく二人が自転車に乗るシーンは最高、何時間でも観ていられる。

個人的には二人の初キッスのシュチュエーションは短編の方が私は好き。
短編はまだまだ幼さが残るレオがとっても可愛いくて、キャストも殆どが同じです。
もし、ご覧になっていなかったらおすすめします。

そして何よりも、レオ、ジョヴァンナ、ガブリエルを演じた俳優陣が最高に素晴らしかったと思います。
Kazu

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