レオとガブリエルの恋ももちろん素敵なんだけど、ジョヴァンナとの絆、友情が素晴らしかった。
障害やセクシャルマイノリティーによる苦悶はサブテーマであくまで主題は青春の葛藤であったのが良かった。
三者三様の思いをうまく表現していた。
レオを見つめる周囲の視線がそれぞれの気持ちを反映していた。両親の守りたい気持ち、おばあちゃんの慈悲、ジョヴァンナの信頼、ガブリエルの思慕、いじめっ子たちの好奇な目線さえ
盲目の主人公の視点を探るように、映像をみながら、仕草、声のトーン、言葉がクローズアップされて頭に入ってくるようだった。
音楽も映画を邪魔せず自然とそこにある感じが好きだった。