このレビューはネタバレを含みます
こーゆー初老の男性が出てくる映画大好き！！
特に癖の強いジジイ。笑
ジジイがメインの映画良作説！
しかもこの映画の見所は、決まったルーティンの中で孤独な生活を送るフレッドよりも不思議なジジイテオの方が印象的っていうところ。
まあ、大体メインのジジイが変わっていく様は想像つくし、想像通りでありがとうございますって感じなんやけど、それよりテオよ！
なにこの薄汚いホームレス感漂うジジイ、と思ってたのにだんだん愛着が湧いてくる。
ほんと不思議なキャラ作ったなー
と思ったけどちゃんと設定あった。
事故の後遺症でこうなったんやね…
多分、高次脳機能障害かな。。
変なのに受け入れちゃうところがフレッドの温かさであり、懐の深さだよねえ。
頑固なんだけど、ほんまは頑固になりたくてなってるわけじゃない。変わるのが怖いんだろうな。
年を取れば取るほど変化が怖くなるものだと思う。
でも思いがけないことがきっかけでオセロみたいに物事が黒から白に変わっていったとき、一番重くのしかかってたことに対しても向き合えるのかな。
あとオマケみたいなもんだけど…
スローな雰囲気と最低限のセリフ、かわいい街並みや家具だけで北欧にトリップした気分になれる。
逆に言えばもう一回見るとなると退屈に感じてしまうと思う。それは仕方ない。
