すぐに感想として言葉がでてこなくて、いまも纏められない。単純なような複雑なような、それでもやっぱり単純にみえるような淡々とした過去描写で、わたしがみたのは現時点、4分間の圧倒的な美しさ、儚さ、倒錯感…
>>続きを読む「4分間のピアニスト」
久々に良い邦題だと思いました。
ピアノ映画では珍しく暴力的で荒々しい。
でもこの荒々しさがラストの"4分間の演奏"で音楽と融合していく。
多くの人が想像するピアノ演奏とは…
このレビューはネタバレを含みます
「4分間のピアニスト」
以前「セッション」の感想書いた時に友人と意見が割れたっていう話をしましたが、今回も似たような話を。
なのでまた長くなりますがご容赦ください。
個人的には「セッション」も…
刑務所。朝。ベッドの横に立つ人に気づいて飛び起きたジェニーは、淡々と警報を鳴らす。その人は首を吊って自殺していたから。教会での追悼式。オルガンによるクラシックの生演奏。ジェニーは死者には無関心だが音…
>>続きを読む原題は"Vier Minuten"、つまり「4分間」。
80歳のピアノ教師トラウデ・クリューガーは、女性刑務所内で、殺人罪の判決を受けた21歳のジェニーと出会う。ジェニーは天才ピアニストと騒がれ…
陰鬱とした雰囲気
かなり精神力を削られる映画なんだけど、最後のピアノ演奏を見終えると
歪で不快さを持ち合わせてた全てのピースがぴたっとハマる感覚に陥る。
最後の4分間のために、是非ともこの映画を見…
ピアノものに、ハズレ無し。
あくまで主観だが。
なんだけどー
コレはいい意味で異質。
キレイ過ぎず、荒涼感がある。
舞台は、、、
ラストがまさに舞台なのだが、
まず、刑務所がそれ。
殺人犯の少女…
ピアニストって名のつく映画には惹かれますね。私が大好きな映画の中の1本に「海の上のピアニスト」って映画があるしね。あれが超好きでさ。
だからこれも凄く!凄く期待して観たんだよ。途中まではよかった。…
ジェニーの凶暴性はどこからくるのかということばかり考えていた。軽く触れただけでも壊れそうな傷だらけの心。それを防御するための棘なのか。裏切りに対する過度の恐怖。信用することへの恐怖。他人を、自分を認…
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