野火の作品情報・感想・評価

「野火」に投稿された感想・評価

一兵卒が、何も無い中、ただ生き延びるという状況は、戦争映画では、描かれないけれど、こういうのが、本当の戦争あるあるなんではなかろうか。原作も読んでみたい。
フィリピンのレイテ島で食糧がなく彷徨う日本兵のお話

「お前も食ったんだぞ、猿を逃した」
ごち

ごちの感想・評価

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いい意味でも悪い意味でも1番見なきゃ良かったって思う映画。

本当に言えるのはこの時代に生まれなくてよかったってこと。

人間じゃない。
怖いを超えて本当に眠れなくなる。

トラウマ、ホラー、グロテスク、やっぱ戦争映画苦手になった。
fy

fyの感想・評価

3.0
色彩豊か。熱帯のグリーンも炎と血の赤も良く映える。こりゃあもうホラー映画だな。
渓谷

渓谷の感想・評価

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ずっと見たいと思っていました。
祖父母等戦争体験者に戦時中の話を聞いてくる授業というのは今でも有るのでしょうか。戦後70年を過ぎ少なくなっているのかもしれませんが、あるテレビ番組で「思い出したくない。お前(孫)の学校はそんなひどい勉強をさせるのか。(ニュアンスです)」と拒否された方がいらっしゃったそうです。
出征経験の無い全日本人が見るべき映画なのでは。
8

8の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

なにかを殺して食べて、命を奪って自分の中に取り入れて、それを極限状態ではなくてもしている自分の肌のすべらかさを、食と切り離せない生を思いました おし黙り苦しみつづけながら罪の意識に耐える主人公の眼前に最後に立ち現れる赤い炎はまるで火葬や地獄の業火のよう 終わるまで終わらない、終わっても終わらない生き物と食のつながり 永松が見せる舌の赤、ケイトウに誘われて見た肉の断面、猿だからと自分をごまかす兵士たち
食べることの選択肢(美容や健康、信仰として食べる、食べない アティチュードとして食べる、食べない 等)は、しかしそれもまた人間の独断でしかないわけで、食について考えていたタイミングでより深く考えさせられる作品とぶつかったなと感じています
映画を観ているというか
ドキュメンタリーを見ているようだった。
とてもスコアはつけられない。
見終わった今でも震えてる。
地獄の戦場。描写がリアルすぎる。
レイテ島で命を落とした兵士は全体の97%だという。
圧倒的に有利だったアメリカを相手に、武器も食糧もほとんどないまま。それでも戦わなければいけなかった。
飢えをしのぐためなら食べれる物は食べる。食べなければ、死がまっている。
思考も判断力もなくなってくる。過酷、無残なレイテ島の戦。
例え生き残っても、忘れられない過去。
苦しみは死ぬまで消えない。
戦争あっての、いま、この世界。
donboi

donboiの感想・評価

3.5
時折映し出される自然と幻想的な音楽がどこかジブリを思わせた

目を覆いたくなる描写の連続は現実でも起きていたのだ(それ以上かもしれない)と思うと怖くて仕方なくなる
show

showの感想・評価

3.5
NHK戦争証言アーカイブズというサイトがある。その名のとおり、NHKが集めた戦争に関する証言を集約したページである。そこでは数多くの証言がアーカイブされているが、語られる戦争の体験は、苛酷、凄惨、酸鼻、そういった言葉では表現しきれないほどの強いインパクトをもつ。レイテ島で戦った方の話のなかには、イモリやヤドカリを食べた話も出てくる。

同じ人の証言のなかには、塩が足りなくて兵士は「人間の顔色してねえですよ」という話があった。この映画でも、塩を見つけてきた田村の話があった。一例だけど、そういったリアリティの積み重ねがこの映画ではしっかり再現されている。人肉食が話題になりがちな映画だけど、細かな部分もしっかり描かれていて、戦争の苛烈さが深みをもって伝わってくる。

映像ならではの印象は、やたら画面が明るいこと。古さを出すためにあえて画面を暗くしたり汚したりということをしていない。それは「古いものを描くための技術」を捨て、「当時の人の眼には風景が明るく見えていたはずだ」という信念を優先させたように感じる。そこに違和感を感じないわけではなかったけれど、これももしかしたら、観客の「戦争イメージ」に対する監督からの挑戦なのかもしれない。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
原作は学校の国語の教科書に載ってたなぁ。極限状態の狂気。上官を殺して肉にむしゃぶりつき青年兵の姿がその極点。帰還兵であった日本の親父が戦争体験をなかなか語らなかった、というのも無理ない話で。
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