マッテリー

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのマッテリーのレビュー・感想・評価

4.0
事故で亡くなった妻の思い出を振り返りながら、あらゆるものを破壊していく主人公。
破壊とともに心も解放していくことで自分の感情と向き合い、亡き妻に対しての気持ち、事故後の人との繋がりに新しいなにかを見出していく。
頭の中の断捨離みたいな映画でした。

たまたま気分が上がらない日が続いていたので
共感しながら深いことを考えずに楽しめた。

ハッキリとした答えがあるストーリーではなく、視聴者の数だけ解釈が違うような作り。
視聴者の気分次第で見えてくるものが全く違うと思う。

鑑賞後に、なんとなく自分の気持ちが整理された気がした。
良い時間を過ごせました!

一番のお気に入りシーンは
主人公が音楽(Free / Mr.Big)に浸りながら辺り構わずハイテンションで通勤するところ。