このレビューはネタバレを含みます
少し違和感が残る作品ではあった。
妻を亡くし壊れていく主人公。本人は妻を愛していなかったのかも知れない、そんな風に言っていたけれど、自分に近い人が亡くなって平気なわけがない。
現にどんどん精神が病んでいる。
それを支えていかなければならないのは周囲の人々なのにも関わらず、周りはおかしくなったと見ているだけ。
アメリカはそういったケアは進んでいるはずなのに、主人公を1人にさせているのが違和感があった。
ただ、妻が亡くなって色々なことに気づけたことは良かったのではないかと思う。