grace

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのgraceのレビュー・感想・評価

3.6
美しく調律された主人公の人生は妻の死によって狂い始めた、ただ静かに。私がこの映画に感じた違和感はたぶん、当たり前を装っている日々の生活に対する息苦しさを暴かれたことから来たのに違いない。彼なりの方法で生を感じようと破壊と再生を行う姿が脳裏から離れない。結局、調律された音だけが素晴らしいという訳でもないのだ。
grace

grace