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雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのSQURのレビュー・感想・評価

5.0
誰かを想う、その想い方は人によってそれぞれで、それらは時として噛み合わないけれど、それを肯定的に描こうとしている映画なんじゃないかと思った
彼は破壊を通して妻の死ではなく、自分の妻に対する想いと向き合ったのではないか

これはある意味では多様なセクシュアリティの在り方を描いた映画と言うこともできるかもしれない
性交渉を持たない愛の形、浮気をされていてもそれでも変わらない愛の形(それは規範的な愛の形ではなかったかもしれない)、恋人がいてもなお拭えない愛の形
それを受け入れていく彼らの姿を描いた映画なのだと感じた

原題からすると見当違いかもしれないけど、これが率直に感じたところだった
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