観ている間ずっと頭が混乱する映画で、一瞬たりとも気が抜けなかった。
小説とか演劇とか音楽とか絵画にはあまり詳しくないが、この作品は他の芸術分野では中々表現し切れないところを、
映像と音楽、演者が見せる繊細な演技とセリフの巧みな構成で見事に表現し切っている。
例えば劇中、デイヴィスの手紙を通じて彼の私生活を覗いているつもりのカレンだったが、実はデイヴィスに正体をバレていたと分かった瞬間、本当にゾクゾクとした。(これぞ映画！)
ジェイク・ジレンホールの映画を選ぶセンスって素晴らしい！
あと個人的にこの作品で得られた感動の40%は音楽の力じゃないか思うくらいサントラも素晴らしかった。
