ダラスバイヤーズクラブの監督とジェイクギレンホール主演映画
予想してな雰囲気とは違った
結論から言うと、別に泣ける訳でも無いし、心を揺さぶられるような感じでも無い。でもストンと心にハマるような作品だった。
妻を失って全く悲しめない自分を不思議に思いながらも、さながら自分の心を分解して理解するかのごとく、妻との生活そのものである家具や家電、自宅そのものを破壊(解体)していく主人公。
なんだけど、正直共感はあまりできないし、主人公がどんな心の変化をしていったのかの明確な表現も無いから観てるこっちとしては想像するだけ。
なのに、街並みの風景や海、破壊行動そのもの、メリーゴーランドといったもので説明はできない何かを感じる(ような気がする)
設定的には邦画の「永い言い訳」にちょっと似てるのかな?
ギレンホールの演技はやっぱり超絶素晴らしい