Kinakosan

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのKinakosanのレビュー・感想・評価

3.5
なかなか難解!と思っていたけど、そりゃあそうか。私はデイヴィスじゃないし、理解できなくて当然だな、と。

喪失は、そんなに早くは腑に落ちてこない。なんだか、訳のわからないことをしてみたり、言ってみたり。あまり人の話が入ってこない描写も、そうなんじゃないかなと思う。感覚が鈍るというか、変化するのは、もしかしたら防衛なのかも。

やっと自分の感情が、人に伝えられるところまでわかった時に、喪失をはじめて感じられたのかなと思いました。やっと自然な笑顔になってた!

私も壊していい家があったら、解体に参加したいと常々思っていたので、共感、笑。感情がわからないと、エネルギーが爆発してしまう生き物なのかもしれないですね、人間。

視点の面白い作品でした。
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