キイロ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのキイロのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
邦題が間違いだと思う。本当のタイトルは「DEMOLITION」解体、破壊の意味。劇中の「If it's rainy, You won't see me, If it's sunny, You'll Think of me.」をタイトルにしたのだと思うけど、この訳のせいで最後、奥さんが浮気相手に宛てたものに見えてしまい理解出来なくてモヤッと。いろいろ調べてこの英語が出て来てやっと納得。英語で見たら、もし雨が降ったらあなたは私に会えない、もし晴れたら、あなたは私の事を考える、やん!タイトルも破壊の方がしっくりくる…ジェイクギレンホールは最高でした。周りを壊しながら自分も壊れながら、再生していく。見事でした。
映画自体は面白いはずなのに、日本に入ってくる時に違う人の手が加わった事により作り手の意図が濁ったのだなぁと。こういうのほんとに勿体無い…し、本来の形で観たい!

今作で義理の親子だったジェイクギレンホールとクリスクーパー、「遠い空の向こうに」で親子だったので、時間が経ってまた親子する日が来た事に勝手に胸が熱くなりました(*´︶`*)
キイロ

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