理性よりも感覚にダイレクトに届いて来る感じの映画。
ジェイク・ギレンホールの、繊細な表情からイカれた動きまで演じ切る演技力、すごい。『サウスポー』とは少し違うが、再起を果たすキャラクターが彼には似合っているなと思った。
会社のオフィスから家具から色んなものを分解してみたり、いきなり踊り出したり、やってる本人もよく分からないような行動。大麻中毒の女性とそのクレイジーな子供との関わり。ちょっと変わった内容だし、正直一回観ただけじゃ分からない部分もあったが、とても面白かった。音楽や映像の雰囲気も監督よセンスが感じられる。
この手の映画にしては尺も短めだし、適度に笑えてわりかし観やすい映画。もう一回観たいと思える作品だった。