ミミック

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

・妻を亡くしても泣く事が出来ないジェイクギレンホールが様々なものを解体しながら心の葛藤と向き合う
・原題は解体を意味する「デモリッション」で、日本タイトルから受ける淡い恋愛映画の印象からはかけ離れた、文字どおり「破壊と再生」の映画だった
・終盤の怒濤の展開に、明かされる妻の新事実などこちらの心の整理が追い付かないまま終わって、時間をかけて今消化している最中
・過去「ブロークバックマウンテン」に出ていたジェイクがゲイかもと悩む少年との交流する姿は感慨深い
・子供と二人で家を破壊するシーンの吹っ切れ感は見ていて気持ちがいい
・ジェイクが妻との夫婦生活で見落としていたタイトルの付箋のように、説明なく映像に込められた様々なものを我々も見落としている
ミミック

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