ぴよぴよ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのぴよぴよのレビュー・感想・評価

3.8
妻を愛していなかった…それは交通事故で突然妻を失った男の口から吐き出された言葉(*´-`)

妻を亡くしたというのに涙ひとつ見せず、日常生活を淡々と送り続けるデイヴィス。同じ哀しみを共有しようとする義父の問いかけにあり得ない返答をする。

デイヴィスってうちの旦那に似てるかも(´⊙ω⊙`)
感情あるの?って思う事しばしば。えっ!何聞いてたの?って返答しか返ってこない…私が死んでもこんな対応しそうΣ(-᷅_-᷄๑)

彼はだんだん壊れていく。まさに原題の"破壊"!夫婦生活の思い出の全てを破壊したくなる衝動にかられ、実際あらゆる物を器物損壊していく!

それは妻を失った喪失感なのか、ただのストレスのはけ口なのか。

妻が死んだ病院の自販機の故障に怒り、お客さま相談窓口に手紙を書くデイヴィス。そこしか語る相手がいない孤独な男…でも心優しい窓口の女性から電話をもらい、彼は彼女に救いを求める。

尋常じゃないけど…彼女の家を探し出して訪ね、入り込み、息子と親しくなる。

表情を変えず破壊し続ける悩めるデイヴィス。濃い顔立ちと青い瞳…ジェイクギレンホールはやっぱり良いな。この人出てるだけで見たくなっちゃう。

相談窓口の女性ナオミワッツの中性的な息子を演じた男の子は誰?線の細さがとても魅力的だった。


以下ネタバレご注意下さい(๑>◡<๑)



物も人間関係も散々破壊し尽くし、思いがけず妻の裏切りを知り自らも傷付き、妻が残したメモを車内で見付けて涙するシーン…なぜか一緒に泣けてきた💦

ずるいよ邦題!こんな文学的なフレーズ、それだけで惹かれてしまう。物語の核心はここにあったのね🤭

心を病んだ男の再生の物語。
デイヴィスの心に感情が戻る。
回るメリーゴーランドは妻への回帰?🎠

アメリカ版"永い言い訳"…渇いた心の再生にはピュアな子供の存在が必要なのは洋の東西を問わず…なんですね。