Fumi

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのFumiのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自由でいることと生活を生きることのバランスをずっと考えます。

そのどちらにも価値があって、そのどちらに寄りすぎても。何かが過ぎて良い、という状態はあまりないんだろうな。

悲しいときに、辛いときに、笑っちゃうとか、笑おうとするのは、心が自然にバランスをとろうとしてる、とまえに何かの本で読みましたが、その逞しさが人間で

そのバランスのとり方にこれというやり方はないから、ひとりひとりが色んなやり方で、その途中で違うやり方の人にも出会ってぶつかって…。

なかなかとれない、その情けなさも人間で。

映画でしかできない、というやり方で100分間の映像いっぱいに広がる悲しみに心が震えました。
Fumi

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