Aika

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのAikaのレビュー・感想・評価

4.0
ジェイクは顔面強靭度の高さを活かして、一見わからない、でも実は内から壊れていたという役が本当にうまい。

「崩壊と再生」
なぜ心が崩れ落ち、何がきっかけでどんな手段で再生するのかは、十人十色。
自分でも同じ経験をしても、通る経路は年齢や状況によって変わる。

だからこそ感情移入が難しい題材。
けれど描きすぎない演出とジェイクの演技力で、彼の苦痛と悲壮は私の心を震わせ、付箋で共に号泣した。
そんな彼なりの弔いのお話。

「愛はあった。でも疎かにしていました。」
これはきっと日常に溢れる言葉。
この作品のおかげで思う。そんな後悔はしないよう生きていきたいな。
Aika

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