とめ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのとめのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

静かに何回も泣いた。

泣けないこと、泣くということ。

奥さんがいること空気みたいに当たり前だったんだろうな。
奥さんも、それは中絶という女としては絶対の痛みを払っても。

壊れて、涙腺が壊れたように涙が止まらないときもあれば、壊れて、涙腺も壊れて、感情も壊れて、バランスが保てなくなるときもあるよね。

分析して理解するための分解、それを延長して衝動を足した破壊行動、わかりみが強すぎて。

破壊行動が終わるきっかけなんて、呆気ないものなんだよ。正気に戻る瞬間って確かにあるんだよ。それでも痛いものは痛いのだけど。
とめ

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