YasuhitoToyoda

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのYasuhitoToyodaのレビュー・感想・評価

4.3
沁みた。

パートナーと別れた経験ある人向けとしか思えない映画。

たぶん独身時に観てたら、しょーもな!って思ってた。
むしろ主人公の事を「男らしくない」と勝手な価値観で裁いて軽蔑してたと思う。

誰も彼もが結婚生活が上手く行ってるわけじゃなく、失敗や失ってから自分って人間の正体にカッコつけずに向き合って気付く事ってある。

そして映画の主人公のように奇行と周りに言われるような時期も乗り越える時にあったっしょ。。
奇行じゃなくて、ステレオタイプの結婚生活、社会生活が如何に虚構なのかって事を目の当たりにさせられて、自分に正直に歌って踊りたくなる気持ち。。。

ホントはそこまで愛してたかと聞かれるとわからない。けど、幸せにはなって欲しいなと本心から思う気持ち。
罪悪感と喪失感と自分のワガママさに対する自分自身への軽蔑のトッピングでお腹壊す時期。


原題より邦題の方が本質を突いてる。
まさか車のサンシェードの事とは思わんかったけど、的確に映画の本質突いてる。

浮気相手と勘違いした相手に「妻の気持ちに応えてくれてたなら嬉しい」ってのは、自分じゃ幸せに出来ないって経験した人はたぶん皆深く共感したんじゃないかと思う。

10代の頃は幸せな家庭を築くって思ってたのになー。。。と、汚れちまった悲しみにの中原中也ブルース映画。