雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの作品情報・感想・評価 - 310ページ目

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」に投稿された感想・評価

こぅ

こぅの感想・評価

4.0
妻を亡くした男のゼロから再生を描いたダラス・
バイヤーズ・クラブ、ジャン監督の【ヒュー
マン・ドラマ】。

金融マンのデイヴィス(ジェイク・ギレンホール)
は交通事故で妻を亡くすが、何の感情も湧かな
かった。妻を搬送し、亡くなった病院の自販機で
商品が出ず返金して貰おうとお客様相談担当の
カレン(ナオミ・ワッツ)に手紙を書き始めて
から彼女が気になりだし、会ってみたくなるが…。

デイヴィスの愚行には全く共感(特に会社の物を
分解したり、仕事を妨げたり。)出来ないが、
客観的に観て脚本が面白く、クライマックスの
【ある事実の判明】もあり中々見応えがあった。
それはジェイクの演技達者のお陰も多分にある。

本作の比較対象として引き合いに出されそうなの
が、西川美和監督の【永い言い訳】だ。日米2作
は似て非なる物という感じがした。
確かに、妻が死んだ、でも泣けない。と、物語に
子供が絡む。という共通点はあるにはあるが、
永い…の主人公、衣笠(本木雅弘)は亡くなった
妻に罪悪感があり、本作の罪悪感はどちらかと
言えば逆だ。あと、衣笠は自ら人の為(子守)に
なる事を率先するが、デイヴィスは破茶滅茶で
人に迷惑ばかり掛けているという点が真逆だ。
社長で義理の父(クリス・クーパー)が「お前が
死ねば良かった!」とキレるのも無理はない。

面白いのは、2作とも亡くなるのが妻(女)
で、残された旦那(男)のドラマを描いている
ところ。日米共通して女は強い、直ぐに再生、
先に進める(或いは男は純)という証だろうか。

ラスト、2方は再生の道を開く。
あみど

あみどの感想・評価

3.7
自分には少し難しいストーリーでした...でも主人公が全てを破壊していく姿は爽快でとても美しく見えました。
もう一回見たい...
悲しい物語なんだけど、どこか暖かい不思議な雰囲気の映画

演技も音楽もよかった
タイトルとジェイクギレンホールに惹かれ鑑賞。

おろそかにしてただけ…
多分自分もそう。なくなってから気がつくんだろうね。

うっかりうるっとしちゃったよ。
愛はあった。怠っていただけで。みたいなセリフ、至高。
すべての瞬間が美しくてもう拍手!拍手しかできない!


2017-82
竜平

竜平の感想・評価

4.2
突然の交通事故により妻をなくした男の話。と、簡潔に説明できるあらすじとは裏腹になんとも濃ゆい、喪失感と向き合う一人の男の人生のドラマ。
物静かだけど時に微笑ましく、でもやっぱり内容的に痛々しく虚しく、全体的になんだか不思議な雰囲気を醸し出す作品だなと。多く使われる「破壊」の描写、これは少しバイオレンスを想わせるけど、そこに時折入ってくる回想のカットが単にそうさせず、「哀しみ」というものも連想させる。この異なる性質のものが同居する感じがとても新鮮。
思うことがあるのに物言わない男というか、はたから見てちょっと変な人をジェイク・ギレンホールは本当に上手く演じるなと。何をしでかすかわからない感じ、次第にぶっ壊れていく様が印象的。これは『ナイトクローラー』のときもそうだったけど、あっちよりも今作は平和的で見やすい。ナオミ・ワッツも本当に毎回いい味を出してくれる。
人生の儚さをとことん見せられつつ、底の底まで落ちたあとには上がってくるのみだなぁと、勝手に思った次第。心地よい挿入歌たちと、ラストも非常にお気に入り。お薦め。
菱沼

菱沼の感想・評価

3.8
何となく、自分には合わないかもと思いながら観たけれど思いのほか好きな手触りの作品だった。
ずーっと見たかった映画。

想像してた以上に面白かった!
コメディ要素というか
人間って単純でアホだな〜と。
おはD

おはDの感想・評価

3.9
ジェイク・ギレンホールの巧さに圧倒された。
すごく悲しい話なはずなのにアンニュイな平和感があって不思議な幸福感で包んでくれる作品。
tddeniro

tddeniroの感想・評価

3.8
ジェイクギレンホール好き。妻を亡くした主人公とそこからの出会い。ナオミワッツの変わらない美しさ。少年も良い。完全な休日に見たい良作。