雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの作品情報・感想・評価 - 329ページ目

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う2015年製作の映画)

Demolition

上映日:2017年02月18日

製作国:

上映時間:101分

3.7

あらすじ

妻が死んで気がついた。彼女のことは、よく知らない。僕はあまりにも君に無関心だった―。 自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを抱え、身の回りのあらゆるもの―妻のドレッサー、パソコン、冷蔵庫、そして自らの自宅までを壊し始めたディヴィス。 すべてをぶち壊してゼロにする―。 “破壊”を経て辿り着いた、人生で本当に大切なものとは―?喪失と哀しみ、そして再生への旅路を描いた物語。

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」に投稿された感想・評価

あぁ……これは大好きなヤツだわ……

文字通り「人生のスクラップアンドビルド」を、素晴らしく豪快に、かつ繊細に描き切ってる!
「ダラス・バイヤーズクラブ」や「私に会うまでの1600キロ」でもそうだったけど、何とも底抜けに明るい「アメリカ式挫折の乗り越え方」的な感覚がツボ。

そして何と言ってもジェイク・ギレンホールが最高で、ヘンテコだけどメチャクチャ魅力的でかっこいい男、これを体現してる!

主人公が人間的な魅力を取り戻していく過程、失った過去への真摯な後悔を背負って、なお自分らしく歩み出す(いや走り出すか)ラストシーンは、月並みだけど、胸がすくような最高の爽快感!

ありがとう!ジャン=マルク・ヴァレ
Haruka

Harukaの感想・評価

3.8
息子役の子が良い味出してた👌
元のdemolition(取り壊し)がとても良い題名だな、と。邦題ちょっと長くて覚えられない
久々に映画館で良かったなって思える映画見れました
TOT

TOTの感想・評価

3.5
ジャン・マルク・ヴァレ監督作品観るの3作目なんですが、エモーショナルなのに冷めている不思議。
シリアスで直線的な人間ドラマに、ベタな選曲の大きすぎる音楽、細かいカットの積み重ね、現実か夢かわからないショットを入れ、カメラが寄ってエモーくするかと思ったら、パッと編集で切り替わり俯瞰になったり。
居心地はいい、でも座りの悪い。
はっきりとスタイルが見えていいなぁと作品観るたびに思う。
自信に溢れて生活していた主人公が、喪失の後で日常をロストコントロールしていく危ういバランスを演じるジェイク・ギレンホールが見事だったし、これまた危うい美少年ジューダ・ルイスとのバディっぷりも良かった。
最初は落ち着いていたジェイクがあるきっかけから過去を振り返り、妻の思い出を掘り起こし、思い出を壊して、ある真実にたどり着く過程で、象徴的なものを探し見ようとするのが面白かったな。
好きな監督ではないけど、また次回作も観るだろう。
破壊、破壊。とにかく破壊する事で自分自身の心・感情を修復していく物語。邦題とは少し違った印象。自分は主人公が頭オカしいというようには見えなかった。自分探しの方法は人それぞれ。物語関係無く、ジェイクの演技はやっぱり引き込まれる。
Akari

Akariの感想・評価

3.3
機内にて。
結構クレイジーだった
自分が同じ境遇にあったらどうなるんだろーか。。
原題のdemolitionは、「破壊」
まさに、って感じです
すごい破壊してたなって感じ。自分が思ってたような映画じゃなかったし、邦題の意味も正直よく分からなかった。分からなすぎて調べたら、洋題が「demolition」らしくて、その題名なら、納得!でも、割と個人的には、この映画好き。
Moeka

Moekaの感想・評価

3.7
破壊衝動がめちゃくちゃわく映画だったなあ。主人公デイヴィスを狂ってるか、狂ってないか決めるのは難しい。人間誰でも自分の感情がわからないということはあると思うから。だから破壊することによって自分が今まで目を背けてきた自分の真髄を見ようとするんだけれども、演じているように見えたんだよね、最後まで。こうしていた方が自分は幸せなんだっていう自分を演じているように見えました。それはジェイクギレンホールのせいなのか、わからないけれど。笑 でもデイヴィスは彼なりに、生きる道をまた見つけたってことでしょう。でも彼と妻の間に愛はなかったと思う、彼はそれで次そうゆう関係になる人が現れたとしても、愛ではなくて"向き合うという形をちゃんととれる人"だと思うなあ。
tk33220

tk33220の感想・評価

3.8
過去作と変わらず感情表現を抑え、カットの連鎖やアクションによって映画を語る姿に好感。ジェイク・ギレンホールのアクションはやや鈍重で、走ったり物を破壊したりってところに100%は乗り切れない。
MAeKeN

MAeKeNの感想・評価

4.0
分解からの~

破壊!
破壊 !!
破壊 !!!

事故で妻を亡くしたデイヴィスは、目の前にある生活環境に違和感を感じていた。
そこにある物や人間関係を破壊することで、自分が妻を愛していたことに気が付く。

デイヴィスがひょんな事から女性と文通を始め、仕舞いには会いに行くのだが、その息子と段々仲良くなる。
彼とデイヴィスの掛け合いが面白かった!
デイヴィスが銃の扱い方を教えるシーンとかウケた(^o^)
それ以来、デイヴィスが破天荒なことを公衆の場でやるから、それがとても映えていて面白かった!
非日常的なことを観られた!

邦題の「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という少し長いタイトルの意味が、終盤でやっと分かってスッキリした。

俺も何か破壊したい!
JIZE

JIZEの感想・評価

3.5
交通事故で妻を亡くし自分を見失った男が置き去りにした感情を次第に手繰り寄せていくヒューマン映画‼破滅を経て辿り着く行方は?という未知なる主題。喪失感に苛まれた人間の"破壊と修復を巡る話"だった。また今回でも主演ジェイク・ギレンホールの憑依(カメレオン芝居)は冴えたと言える。原題は『DEMOLITION(=破壊)』。所謂,人生に1度絶望した男が逆境から立ち上がり"仕切り直す姿"が中心に描写される。また題材はシリアスで内容が超コミカルな視点の転換が充実していた。不在であるはずの奥さんが残したメモを頼りにストーリーテリングが進行するプロセスは昨年観たジュゼッペ・トルナトーレ監督の『ある天文学者の恋文(2016年)』を連想させる。全編は"破壊=変化"の比喩を織り込み展開され人生で築いた経験値を1度ゼロに戻し真の己と向き合う姿は本当の意味で亡き妻と向き合い感情を通い合わせた証だろうと感じる。偽の仮面を1枚1枚剥がし破壊(行為)が再生(行為)へ見違えていく様は人間的で神々しい。人間の内側に潜む真の揺るぎなき感情へ迫った作品。破壊と再生は常に隣り合わせで主役の立場に置き換えて観る事を是非お勧めしたい。