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ローズの秘密の頁(ページ)のmasaのレビュー・感想・評価

3.7
映像が美しい。
演技が美しい。
ルーニーマーラも。
そしてヴァネッサ・レッドグレーヴも。

監督はアイルランドの巨匠ジム・シェリダン。
第二次世界大戦下、アイルランドを舞台に愛を貫く女性の物語。

ローズは、「自分の子どもを殺したことを、理解できていない」として約40年間精神病院に収容され続けていた。
精神科医には「私には愛する夫がいて、息子は生きている」とはっきりと主張。

彼女の聖書には、1940年代、権威や宗教に逆らえば決して生きていけない第二次世界大戦下のアイルランドで出会ったローズとマイケルの愛と真実の物語が書き綴られていた…

権威に逆らえない時代、しかも女性の権利が薄い時代。権力者や男たちの嫉妬の中で愛を貫く女性の姿に感動しました。

派手さはないが、しっかりと心に響く良作でした。
公開最終日観れてよかった。
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