ベタっちゃあベタやけど、斬新っちゃあ斬新な展開♪こりゃ新しい現代のシンデレラストーリーですな・・・
表面的な事をサラ〜っと並べてあるだけで、核心の部分の深みにはあまり触れてない展開のさせ方なんで、『あと1センチの恋』同様、若年層向けの映画っていうか・・・それにしてもある意味、決して揺るがない残酷さが切なすぎる
一瞬一瞬の喜びが、永遠に続くツラさを埋める事はできない
難病モノの定石を外す、このあまりに現実的で切実な叫びが、ルックスとお金で掻き消されてしまってるのは勿体ないかな〜
ま、でもルックスとお金がないと成り立たんストーリーだけに、サム・クラフリンなかなかの好演でしたね
垂れ目じゃないヒュー・グラントってずっと呼んでたけど、これからはサム・クラフリンってちゃんと呼んであげます(で?)
あなたに会うまでの私
君に会うまでの僕
Me Before You(原題)
2人の歩む道筋が決して交わらないだけに、海辺の会話にはちょっとグッときた♩
折角なんでトライアスロンに例えると、彼女にとってこの恋は「ゴールではなく通過点なんですよ」っていうスタンスが、なるほど「恋の成就」映画ではなく、「シンデレラストーリー」なんやな〜と合点するわけですね
とりあえず『神々と男たち』を観よ〜!ってのと、あとスイスの尊厳死関連の映画としては『母の身終い』が良作かと♪