このレビューはネタバレを含みます
なぜあまり期待していなかったのか…多分この邦題のせい
お気に入りのシーンはルイーザが靴下を履いて誕生日ビデオを見るシーン。
夢の中では“自由”だが朝目が覚めると絶望するという表現。。これを想像したら誰だって生きているのが辛くなるよ。私だったら、いっそ事故で死にたかったって思う。だからディグニタスは需要があるんだろうね。
父親はディグニタスに賛成で、母親は反対という設定も良かった。世間的にもこれは意見が分かれるんだろうな。でもやはり母親は息子に生きていてほしいでしょ!
ヨーロッパでのシーンが多かったが、同じヨーロッパ内でも四肢を動かしトライアスロンをして人生を謳歌(ルイーザの彼氏)するか、四肢を動かせず最期を迎えるか…
彼氏との対比多かったけど、一般的には彼氏は普通なのよね。私たちと一緒。それもまた残酷。
パリでファッションの道をあのシマシマの脚で歩んでいくエンド最高…
でも彼の遺書にあった「“自由”は金で買える」…これって皮肉?