YUNA

世界一キライなあなたにのYUNAのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
-
私たちは産まれてきたその瞬間に生きる義務を与えられる。

死ぬ権利の主張が難しいのはこの義務の真意や義務を与えし者の存在が明確ではないからかもしれない。

はっきりしている、人の死が遺された人たちに大きな悲しみと絶望をもたらすという事実だけで私たちは生死の選択を縛っているのだろう。

どんなに愛している人がいても生に希望を見いだせなくなったとき、縛り続けることはもはやエゴなのだろうか。

人生においてどんな選択にも正解はない。
そう思った。
YUNA

YUNA