ムーミンの相棒

クリムゾン・ピークのムーミンの相棒のレビュー・感想・評価

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)
3.9
学園祭のお化け屋敷は勘弁でもホーンテッドマンションなら任せとけな人間からすると、有難いホラー映画だった。
来るよ来るよというタイミングで惜しみなく幽霊が登場。
普通、気配を感じて振り返るとそこには何もおらずなーんだと思ってたら幽霊が目の前に…!なんてフェイントかけるのがホラーの通例だと思ってるけども、この映画の幽霊はどうも出たがりで、ちゃんと心の準備の時間を用意してくれる優しさがある。
それはイコールつまらないというわけではなく、不気味さ加えてゴシック調アートを味わえるということであって、個人的には期待通りにその魅力を堪能することはできた。
…って幽霊映画として感想述べてるけど、見終わって幽霊のことなんて全く印象に残ってないというね。もはや幽霊さえもこの映画ではアートの一部になっていて、ビビットに雰囲気を高める飾り付けになっている。
残念ながら雰囲気プラスαな魅力はストーリー含め特別にはないけれども、一点特化で良作まで引っ張る力がこの作品の雰囲気作りにはあるかな。

トムヒとミア・ワシコウスカに惹かれたなら『Only Lovers Left Alive』をお勧めしたい。