ごとー

カリートの道のごとーのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
4.5
2021/01/04
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こんな叙情的なマフィアがあるなんて知らなかった…。
アルパチーノがめちゃくちゃかっこいい。

足を洗いたいアルパチーノとその足を引っ張る過去という足枷がドラマチックに描かれている。
どんなやつだろうと筋は通すのはかっこいいけどどう考えてもダメな方向に進んでいってしまうのが悲しい。

最初ショーンペンがショーンペンだと認識できなかった。
優しい役の印象がすごくあるからヤク中の救いようのない役は新鮮なのもあるけど、役の入り方が尋常じゃない…。

カリートとゲイルが部屋の中で言い争いしている時に、カリートが左端から、ゲイルが右端から言い争うっているシーン。
多分心が離れているから距離を離してるんだと思うけど、市民ケーンの食事のシーンへのオマージュだったり??
調べたらオーソンウェルズにも影響受けてるらしいからありそう…。

キスシーンで周りくるくる回るの好きなのかな?
あと一人称視点のカメラワークとか。
それがデパルマカット?なのかな??
よくわからないけど好き!!

あと主題歌のYou are so beautiful 好き。
ごとー

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