てらっきー

カリートの道のてらっきーのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
3.8
あの『スカーフェイス』の後日談ではないけどそう思いたくなっても仕方がないほどのパチーノの迫力



オープニングから天を仰いで息絶え絶えの主人公カリート…


麻薬取引の罪で30年の刑期を言い渡されたカリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)は有能な弁護士クラインフェルド(ショーン・ペン)のお陰で5年で出所

地元に戻り引退を宣言しクラブオーナーとして目立たぬようにこつこつと南国へと旅立つ資金を貯める計画をたてる

しかし彼の過去がそうはさせない
厄介なトラブルが次から次へと…




難儀や~
カリートはただ元恋人との平穏な暮らしを求めてるだけなのに(´д`|||)


新たに街で成り上がろうとする輩ベニー(ジョン・レグイザモ)は絡んでくるし💧
面倒くせぇ奴っ!💢

親友だと思ってた弁護士クラインフェルドはトラブルメーカーに成り下がる
こいつも厄介σ( ̄∇ ̄;)


避けようとすれどトラブルが舞い込んでくるカリートが悲惨ですw



バイオレンスシーンも凄い!
エレベーター待ってたら…
そっちかと思わせといていきなり金属バット!!
流石はマフィア!凝った復讐してきますわw
怪しい雰囲気満々だったけど(笑)


クライマックスの約20分
駅構内のアクションはデパルマ監督の『アンタッチャブル』を思い出させる!
逃げるカリート!追うイタリアンマフィア!
スリリングでしたね~♪


そしてオープニングと繋がるあのシーン…。

く~っ!憎たらしいっっΣ( ̄皿 ̄;;



モサ髭パチーノの渋さと迫力はもちろん、弁護士役ショーン・ペンの変わり様は凄い!
チリチリハゲ頭にまでした役作りに驚きます

ジョン・レグイザモのチンピラ役も様になってたな~☆


長い映画だけど流石は巨匠ブライアン・デパルマ監督!
長さを感じさせない作りでマフィアな裏社会に引き込まれましたっ(* ̄∇ ̄)ノ
てらっきー

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