カリートの道の作品情報・感想・評価

「カリートの道」に投稿された感想・評価

裏社会で名を馳せたカリートは足を洗ってレンタカー屋を営み生きることを夢見る。出所したカリートは、レンタカー屋を開く資金集めのため、裏社会に復帰するが、裏社会の仁義は無くなっていた。昔の女は受け身の女だったが、彼女は何かを求める女になっていた。昔の相棒は臆病な男だったが、金に眼が眩むんだ下衆になっていた。昔の部下は忠誠心を持っていたが、それを失っていた。そしてカリートは、昔は人間を見極める眼を持っていたが、変化した人間たちを見事に分析しているようで本当の姿が見えなくなっていた。そのことにカリートは気付いていない…。

ラストの逃走劇は今までの不安要素や過去の過ちがこれでもかと襲いかかってきて手に汗握る。結末は分かっていても、カリートの生き様を見てきた鑑賞者は、どうか逃げて夢を叶えてくれと願わざるを得ない。

いつ見ても切なく感動出来る傑作。ユーアーソービューティフルがいつまでも沁みる。
アルパチーノいけめんすぎるでしょう!
彼女との恋模様、カタギになろうとしてるけど、なかなか悪の道が手放してくれない。

ラリっちゃうショーンペンもなかなかですが。
もし、スカーフェイスのラストでトニーモンタナが生き延び、刑務所暮らしをしていたら。

本作は、スカーフェイスの後日談としても、十分機能するくらい、トニーを彷彿とさせる。

デパルマ × パチーノのギャング物の効果もあるが、カリートブリガンテのバックグラウンドの設定がもろだし、パチーノのリアルタイムの老いが、よりトニーモンタナという過去に演じたキャラに深みを増し、カリートというキャラに命を吹き込んでいるように感じた。

つまり、スカーフェイス→本作の順番で観ると、まるで、一人のギャングの成り上がり、人生転落、マフィア界から足を洗い堅気になるまでの、一大大河ドラマを鑑賞しているかのように。

やはり、一番の見どころは、パチーノ演じるカリートの生き様やカッコよさにある。

過去の自分への尊厳を守りつつも、第二の人生のため、決して犯罪を起こさず、それでも昔の仲間との友情や仁義を貫き通す。

スカーフェイスの「world is mine 」的な熱いセリフ回しも痺れるし、黒の革ジャケットに金のゴツい時計にグラサンのファッションは真似したくなるくらいかっこいい。

出所後のカリートは、少しでもヘマすれば、殺されるか、ムショに逆戻りというスリリングな緊張感が全編を支配する。

それに加え本作でも、しっかりとデパルマ監督のめくるめく映像技術が畳み掛けてくる。

「楽園」をイメージさせる描写が随所になされ、映画のゴール地点を丁寧にも示唆させる。

スローと細かいカットの使い分けで捲したてるような空気感の演出。
それに比較し、ゲイルの優雅なダンスシーンの艶かしいショットの使い分けにより、緊張を緩和させ、絶妙なバランスで成り立っている。

クライマックスでは、長回しの連発に加え、主人公と敵の視点がクルクル変わっていったり、クレーンショットからのズームなど驚異的なカメラワークで一気に引き込む。

映画全体を回想劇にして、カリートの主観で、語っていったあたりなんかも非常に秀逸だと思います。
だんご

だんごの感想・評価

4.5
アルパチーノの安定感と言ったら。

せっかく堅気で生きていこうとして過去の関係とか断ち切ろうとしているのに、周りがそれを許してくれず、ずぶずぶと。

自業自得なところもあるのかもしれないけど。
すごく悲しい。

カリートがパラダイスにたどり着けたんだといいな。
足を洗ったつもりの男
愛の逃避行に賭けるにはもう遅すぎて痛々しいが、かといって他の生き方もキツイよなー💦
虚しい。

2018 10 BS
アル・パチーノがめちゃめちゃカッコよかった‼️
いつ死ぬかも分からない世界で生きてきたカリート。
出所後、様変わりした街や平気で裏切る仲間達。
いろんなしがらみや危機があっても自分の信念を貫き通す生き様は本当にカッコいい‼

「それがおれって男なんだ
どう言われようと変えられない」
このセリフ、マジで痺れた‼️
犬

犬の感想・評価

3.7
地下鉄

1975年、ニューヨーク
麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物カリートが刑務所から出所
彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まる
かつての恋人ゲイルとよりを戻すこともできたが、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィアとのいざこざも絶えず……

アル・パチーノとデ・パルマ監督が久々に手を組んだアクションドラマ

この終わり方はスゴいですね!

マフィアものはイイ
見応え十分

はじめに戻るパターン

見せ方が上手い
撮影方法もステキ

この感じはなかなか出せないです

アル・パチーノの感じは素晴らしい
ペネロープ・アン・ミラーやショーン・ペン、他のキャストも印象的でした
ペネロープとアルパシーノのラブシーンに、Joe Cockerの挿入歌!この曲、エンディングにも使われる。痺れる
kajiyan

kajiyanの感想・評価

3.9
音楽、映像、パチーノ等、クールな映画でした。BSで観賞!
MiYA

MiYAの感想・評価

3.0
マフィア役のアル・パチーノには既視感がありすぎるのですが(「スカーフェイス」「フェイク」など)、地下鉄での逃走シーンはとてもスリルがあって最高でした。さすがデパルマ! 
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