えりみ

アイ・ソー・ザ・ライトのえりみのレビュー・感想・評価

アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)
3.5
WOWOWでミュージシャンモノ色々放送してたので3本続けてみた。こちらは夭逝のカントリー歌手ハンク・ウィリアムズの半生記。
さすがに1940~50年代の人なのでほとんど知りません、名前を聞いた事ある程度。わずか6年の活動期間に数々のヒット曲を生み出したそうで。
スターにつきものの酒・女・ドラッグ・家族との確執全部そろっていて尚且つ29歳の若さで亡くなる(27クラブには入られへんね)波乱の人生ながら、この映画は至って淡々とあっさり終わる(´ρ`)
本業はプロデューサーの人が張り切って脚本も監督も俺がやる!ビシッ
って映画作ったらこの体たらく(-。-)y-゜゜゜
キャストはええんやけどね。ロキとワンダ(MCU脳w)が夫婦役。
E・オルセンの鬼嫁っぷりがけっこうハマってる♪
ホンマモンの英国セレブにアメリカ南部の男をやらせるのはやっぱりちょっと違和感。細身な体つきは似てるし歌も上手いなとは思うけど。
女遊びの描写もうっすいし酔っ払ってるのか背中の痛みで機能停止してるんかようわからんシーンばっかり。PG12にするような描写なんも無かったような気が。子供がみて面白い映画ちゃうからええけど。
「悲しい曲を歌う奴は悲しみを知っている」ってエエ台詞を補完するシーンやエピソードが無いって、みてるこっちが悲しいわっ。

ハンク・ウィリアムスがずっと「オプリに出たい!」ていうてるのが何の事か分からず(『オプラ・ウィンフリー・ショー』は時代が違うし)モヤモヤしたので調べました。
グランド・オール・オプリ(The Grand Ole Opry):1925年11月28日からWSMで放送開始され、現在でも続いているアメリカ最古のラジオ番組。カントリー・ミュージックの公開ライブ放送。全米放送されるから歌手の登竜門やったのね~、目標とするの納得。

今ではカントリー歌手がテンガロンハットにウェスタンスタイルで登場するの当たり前やけど、彼が始めたスタイルなのね!
タイトルにもなってるI Saw the Lightはカントリーというよりゴスペル
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