ダイバージェントシリーズ2作目。
前作同様ストーリーはしっかりしていて、
わかりやすさという点では言うことなしだが、面白さという点ではなんとも言えないのが正直なところ。
大きく盛り上がるシーンがなかったからだろうか。
シリーズの繋ぎ目ということもあり、
組み立ての要所が多くなってしまったのかもしれない。
ただ、5つの派閥と無派閥それぞれにきちんと出番があるところは良かった。
前作は、勇敢・博識・無欲が主であったため、今作を通じて、残りの派閥も登場し、各特色が明白になった気がする。
たまに面白そうな設定でも、全てを活かしきれていないまま終わる作品もあるため、そういった意味ではまずまずの納得度。笑
一方で気になったのは、
トリスとフォーの恋模様かなぁ。
少し恋愛要素の描写が多く、
2人以外のキャラの印象が薄れてしまっている気がする。
正直自分の中で、フォーが初めの頃の印象からどんどんかけ離れていくのについていけていない。笑
もっといいアクセントになるようなサブキャラがいてもいい気がする。
原作をもとにしていることを考えると仕方ないが。笑
さて、次がシリーズ最終作(現時点では)。
締めに相応しいできであることを期待したい。