片腕ファルコン

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.7
トム・ハーディの一人劇場!確かに やるなら今しかねぇ!!って感じのベストタイミングで出しましたね。

今作は囚われたトム・ハーディが86分、車に縛り付けれるお話です。違ったかも。

トム・ハーディだから成立した感が否めません。コレが温水洋一さんだったらどうなっていたのでしょう。。(厳密に言えば彼の1シチュエーション映画もあるけども..)

内容ですが…… 分かる、分かるんですけど一つの決断に執着しすぎじゃないですかね。全てを投げ捨ててでも、やる行動ですかね。これまでも上手く仕事をこないしてた人間ですよ、もっと上手く擦りぬける道を見いだせたでしょうに。

トム・ハーディ以外も、皆さん86分の間に決断しすぎじゃないですか?奥さんとか特に。皆でヤケクソになってる感があって、一歩引いて見るとコメディとして楽しめますよねぇ。

一番ヒドイのはあの同僚のドナルの無能っぷりですね。トム・ハーディが抜けた後の一大プロジェクトの行く末を考えるとゾっとしますよ。。

そして一番良かったのは息子さんですよねぇ。素であんな事言ってるのか空気を読んであんな事言ってるのか…まぁいずれにせよ、ナイスガイなのは間違いありません。。

結果的にはちゃんと最後まで見れちゃいましたけど…やっぱりトム・ハーディで1シチュエーションやるからには、もっと過激でバカでハイテンションな(全部意味一緒か..)設定がいいなぁ。。