ゆきの

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分のゆきののレビュー・感想・評価

4.0
絶賛2015年見逃した映画祭してます。
これは劇場で見たかったなぁ、、惜しいことをした。
86分ひたすらトムハーディーが高速走りながら電話する。
それだけ。
それだけなんですけど!
ただ、すごく面白い!!!

翌朝には大きな仕事を抱えており、
家族はユニフォームを着てサッカーの試合を楽しみに息子と妻は父親の帰りを待ちわびている。
何もなければ仕事も家庭も順風満帆のはずだった。しかし、一本の電話で彼の人生が狂いだす。
一夜限りの女が妊娠、出産が迫っていると言う内容。
愛してもいないし、情もないと言いながら彼は彼女の元に向かう。
その道中、明日の現場責任を部下に託し、妻には事情を洗いざらい告白し、浮気相手からは早く来いとせがまれる。
もちろん仕事はクビになり、妻からは帰ってくるなと言われ、浮気相手には愛してると重たい告白をされる。
まさに天と地がひっくり返った夜なのに、
夜の光が穏やかで、静けさが心地いい。
「状況を受け止めれば必ず打開策はあるんだ」と言い聞かせ、自分を安心させる言葉とは裏腹に状況は悪くなる一方。
それでも彼は車を引き返すことはしない。

ハッピーエンドじゃなきゃダメ!って人には全くおすすめしません笑
結末があやふやでその余韻を楽しめる人向けですかね。
結局彼は仕事も家庭も失うけれど、謎の達成感には包まれるんだろうなって想像しました。
でも一番の被害者は絶対に彼の部下だろうよ!!
帰ろうと思ったら明日の現場責任を押し付けられてあちこち走り回されて上司からもやいやい言われて…うーん可哀想⸂⸂⸜(ੱ௰ੱ๑)⸝⸃⸃
皆が不幸にしかならないお話でした笑