舞台は終始、ひたすらハイウェイを走る車内。
画面に映るのは、1人の男性のみ。
たった1度の過ちの責任を果たすため、彼はロンドンに向かって車を走らせる。
その車内では、仕事、家庭、女性、いろんな内容の電話が繰り返される。
その電話の内容から、いろいろなことがわかる。
どんな過ちを犯したのか。
その過ちによって、順風満帆だった仕事や家庭がどのように変化していくのか。
そして彼自身がどれだけ、周囲に信頼されている人間だったのか。
新鮮な感覚でした。
登場人物は少なくは無いものの、画面に映るのは、主役の男性のみ。
電話のシーンだけでいろいろなことを想像させられます。
個人的には、息子の優しさにグッときました。