がっきー

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分のがっきーのレビュー・感想・評価

4.0
トムハーディだけ。
一人しか登場人物が出てこない(声のみ出演は多数)映画初めて観た(笑)

"一寸先は闇"まさにこれ。人生って本当に一瞬で変化するものなのね。そしてその一瞬に"正しい判断"を求めてくるもの。そのなかで「愛されていようが憎まれていようが、やるべきことはやらなきゃいけない。人間の感情に惑わされてはいけないんだよ。」。
…今後の自分の行動を見つめ直して変えると心に誓ったわ。

やることはやる男だけど、あんな電話を何本も続けてたらやっぱ段々心が壊れてくよね。最後は涙流しまくってて観てられなかった。あと2、3本奥さんとの電話が続いて、もう一回工事現場で問題が起きたら、心折れて全てを投げ出してトンズラしちゃうんじゃないかってハラハラした。

作中は本当にトムハーディしか登場しない。カメラが写すものはキャストとハイウェイと車と、建物や車のライトだけ。なんというか、色んな撮り方があるんだと思った。撮り方ひとつ違うだけで面白味がぐっと増すんですね!

ほとんどの時間を車内へカメラを向けて、不要なものを撮っていなかった。
そうすることで車内に流れる時間を意識させられ、『一瞬で人生が変化する』ことを強く実感させられた。
あとライトがキレイ!
がっきー

がっきー