Hiroe

ロスト・エモーションのHiroeのレビュー・感想・評価

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)
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安藤忠雄の建築物は決して好きではない(おそらく現実には維持が大変だろう)と思うけれど、でも抗いがたい魅力があるんですよね。非人間的というか、近未来的というか。ストーリー設定が先にあったのか、それとも風景が先だったのか、わかりませんが、リアルに感情の無い世界を表してるように思いましたし、その映像は私にはやはり抗いがたく魅力的だったのです。ああ、この世界から去りがたいと強く思いました。ストーリーはロミオとジュリエットのバリエーションでしかないのですが、主役の2人(特にクリステン・スチュワート)と、そして無機質で人工的な景色が美しいと思える映画でした。
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