Kubo

ロスト・エモーションのKuboのレビュー・感想・評価

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)
4.7
既存の物語に捉われない感情を0にしてからの出発点。
だからこそ、この設定から芽生える感情にはとてつもない揺らぎを感じてしまう。

その感情にこそ趣があると普遍的なテーマを微細な表情を豊かに用いて、ニコラス・ホルトとクリステン・ステュワートが鮮演しきっている。

画に映える色合いもまた分かりやすく配分され、淡い青から暖かみのある朱で冴え渡らせる。


悲哀で壮麗な儚いラブファンタジーでした。
Kubo

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