トムクルーズの中でも有名な駄作として有名な今作だが、、
それを確信する結果となった。
主人公は手癖が悪く、金のために古代遺跡を獲ろうとしている。ある女性考古学者の遺跡地図を奪い有名な発掘場所へ向かう。しかし、そこでまさかの生き埋めにされた悪の女王に神として選ばれてしまう。
そこから彼は決して抗えない運命と戦うことに、、。
舞台は移動して、イギリスに。
だが、移動した意図がよく分からないし、
途中で出てくるラッセルクロウの役ドコロも最後まではっきりせず、何がしたいのかよく分からない。思わず途中であらすじを見てしまうほど。
手癖の悪かった主人公が、なぜ急に女性考古学者に対して命懸けで守ろうとする動機、、それらを描くことにより主人公への感情が乗ってくると思うし、大事なのでは?と思うがそんな感情を呼び起こすものは一切なし、トムクルーズだから勘弁してってことなのか?
そもそも、ゾンビ、砂嵐、古代の女王との戦い、、などを魅せようとするのはいいが、肝心な主人公やその周辺の人物関係やキャラクター作りが雑なので、結局何を見せられているんだという気持ちになるし最後まで感情が乗らない。
何度も言うが、ラッセルクロウの役所はもう一回みてもマジで分からないと思う🤦
ラスボスみたいな感じで登場→急に悪魔に化ける→主人公との勝負で薬を入れられ正気を取り戻す→最後急に登場、騙したはずのヒロインと仲良く主人公のことを物思いに耽る
意味不明。
映像は凝っているのだろうが、そこにリアリティを(人物関係やキャラクター、演出の意図)作る努力を怠ったら無意味になる。ただ魅せたいだけじゃダメなことが証明された映画になった。