前評判散々だったので、かなりハードル下げて&公式HPや昔のユニバーサルモンスター映画について少し予習しておいたら、結構楽しめました。
BvSみたいに、設定やキャラクター・内容について予め齧っておけば、そこそこ面白いかと思います。
あと公式HPに登場人物やあらすじ、出てくる組織等が書いてあるので、それも一読しておいて損は無いと思います。
てか読まないと「は？なに今の展開？」となるかと(苦笑)
全体的に雑な感じではありますが、大元である『ミイラ再生』そして『ハムナプトラ』へのオマージュが色々と仕込まれていて、そこは良かった。
死者の書っぽいのも出てきたし。
ただ、やっぱり主演がおトム&脚本がMIRNのマッカリーなので、MIシリーズ臭がプンプンでしたね！()
アクションも展開も、MIGPとMIRNを足した廉価版って感じでした。
どっかでトムナプトラって言われてたけど、予想以上にトムナプトラだった。(笑)
あと、圧倒的にコメディ感が足りなかったです。
大雑把かつ笑いどころが少なかったので、爆発とかしてる割りに平坦な印象の作品になってしまっていました。
ラッセル・クロウ演じるジキル=ハイドが結構出てきたのは嬉しかった。
「いやミイラの話がメインなんだから、あんまり博士出すなよ」って意見もあるかと思われますが、1作にユニバーサル映画のモンスターが複数出てくるお得感に加え、ダーク・ユニバースとしての繋がりが感じられた気がしたので、個人的には英断だったのではないかと。
それこそ、BvSのワンダーウーマンやアイアンマン2のブラックウィドウの初登場時みたいな物だと考えれば、然程違和感は無かったです。
これからかなりのテコ入れが必要でしょうが、次回作以降に期待したいと思います。
